説明文
文末の言い回しから要点を見つける
説明文は「事実」と「筆者の意見」を伝えるための文章です。文末を見ると、どちらかが分かります。
- 意見: 「〜だろう。」「〜だろうか。」「〜と思う。」
- 事実: 「〜です。」「〜だ。」
これらの文をつなげると、文章の要約ができます。
答えやヒントは文中にある
小学校で出る文章は、答えやヒントが直接文中に書いてあることがほとんどです。設問のキーワードから、文中の該当箇所を見つけ出しましょう。読むときは「一字一句、書いてあることをそのまま読む」のが大事です(つまらない・賛成できない、と思っても)。
指示語
指示語と、それが指している言葉は必ずイコールの関係。指示語の部分に元の言葉を入れて意味が通じるか確認する練習を、日頃からしましょう。
- これ・それ・あれ: 指す言葉は 指示語より前 にある。
- この・その・あの: 指す言葉は 指示語の直後 にある。
段落構成
段落構成は次のことが多いです。結論は最後に書かれることが多いですが、最初に書かれることもあるので注意。
- 序論:話題を示す
- 本論:具体例、詳しい内容
- 結論:筆者の意見・考えのまとめ
物語文
基本の読み方は説明文と同じ
テーマや書き方は違っても、答えやヒントは文中にあります。設問のキーワードから探すのは同じです。
あらすじをつかむ
「だれが、どこで、どうした話なのか」を一言で言えるように。例:「太郎君が友達と川へ釣りに行った話。」
登場人物は前半と後半で気持ち(心情)が変わることが多いので、その変化を順番に説明できるようにします。
場面をとらえる
①いつ(時間・時代)/②どこで(場所)/③だれが(登場人物)/④どうした(行動)を正確にとらえます。慣れないうちは、登場人物に印をつけながら読むと混乱しません。セリフは誰の発言かを必ず確認します。
心情・感情をつかむ
まず「うれしい・楽しい・悔しい・さみしい」といった直接的な気持ちの言葉を多く覚えます。実際の問題では、文の表現やセリフから気持ちを読み手が類推することが多いので、間接的な表現も練習しましょう。
随筆文
随筆文とは
体験したことや見聞きしたことをもとに、感想や考えを書いた文章。作者が思ったことをそのまま書いているので、人柄や個性が直接出るのが特徴です。
話題・主題を読み取る
- 題名(タイトル)に注目する。
- 「事実 → 感想・考え」の順で書かれていることが多い。
- どこまでが事実で、どこからが感想・考えかを見分ける。
- 話題は、文章の始めと終わり、それから繰り返し出てくる言葉に注意して読み取る。
筆者の感想・考えの見分け方
- 事実: 「〜だ。」「〜である。」
- 考え: 「〜と思う。」「〜と考える。」「〜に違いない。」「〜だろうか。」「〜たい。」
詩
作者の意図を踏まえてイメージする
イメージは人によって異なると思われがちですが、作者は特定のイメージを読者に持ってほしくて詩を作っています。詩のどの言葉がどんなイメージを抱かせるのか、作者の意図を踏まえて読み取りましょう。
題名を確認する
題名は作者が一番感動したことが端的に表現されているので、必ず確認します。比喩的に表現されていることもあります。例:「地上の星」→ 街の明かり。
詩の分類(覚えておく)
言葉による分類:
- 口語詩:現代の言葉で書かれた詩(例:「冬がきた」)
- 文語詩:昔の言葉で書かれた詩(例:「冬はきたりぬ」 ※文末に注目)
形式による分類:
- 定型詩:各行が同じ音数で、一定のリズム
- 自由詩:音数や行数にとらわれず自由
- 散文詩:普通の文章のように書かれた詩
表現技法(覚えておく)
- 比喩: 別のものに例える。例「宿題が山のように出た」
- 擬人法: 人間でないものを人間に例える。例「空が泣いている」
- 反復法: 同じ言葉を繰り返して強調。例「走った、走った、全力で走った」
- 倒置法: 順序を逆にして印象を強くする。例「咲いた、咲いた、桜が」
- 体言止め: 文を名詞で終わらせる。例「見えるのは、白い雲」
- 対句: 似た言葉を並べて調子を整える。例「頭かくして尻かくさず」
