目次
- ことばのきまり
- 説明文
- 物語文
- 詩
ことばのきまり
国語に親しむ
国語は、他のすべての教科の土台になる大切な教科です。1年生のうちは速く進めることよりも、言葉そのものに親しんでじっくり取り組むことが大事です。
言葉には次のはたらきがあります。これに気づくと、言葉のやりとりがぐっと楽しくなります。
- 身のまわりの「もの」や「できごと」を表す
- 自分が経験したことを、人に伝える
声に出して読む
音読(声に出して読むこと)は、言葉の理解と定着にとてもよく効きます。短い文でいいので、毎日声に出して読みましょう。きちんと読めたら、おうちの人にほめてもらうとやる気が続きます。
ひらがな・カタカナの書き方
まずは「読める」ようになるところから。気に入った言葉を声に出して読むうちに、自然と覚えていきます。
書き方の練習は、急に「あ」から始めなくてOK。小さな手で正確に書くのは難しいので、次の順で慣らしていきます。
- いろいろな線(直線・折れ線・曲線)をなぞる
- うすい字をなぞり書きする
- お手本を見ながら写して書く
最初に練習する文字は「へ」「く」「し」など、線が少ない字がおすすめです。「あ」は線の種類が多いので少し後にまわしましょう。
文を書くときのルール
- 文の終わりには「。」、文の途中の区切りには「、」をつける。
- 人が話した言葉は「 」(かぎかっこ)でくくる。
- 「は・へ・が・に・を」などの助詞の使い方は、たくさんの文に触れて慣れる。
ことばの意味を体験する
新しい言葉に出会ったら、声に出して言いながら書いてみたり、その言葉が表すものを絵に描いてみたりすると、言葉でいろいろなものや出来事を表せる楽しさを実感できます。
説明文
まずは音読でゆっくり読む
文章題が苦手なときは、わからない部分をとばして読み進めたり、最後まで読まずに答えを出そうとしていることが多いです。最初は文章全体をゆっくり音読して、内容をつかみましょう。
わからない言葉は必ず確認
意味が分からない言葉が混ざっていると、文章の一部が暗号のような状態になります。文章中の知らない言葉は、その場で意味を調べる習慣をつけましょう。普段から色々な言葉に触れて、語彙を増やしておくのが効きます。
読み取りのポイント
- 順序: 時間の順序や、出来事の順序を意識する。
- 問いと答え: 何が問われていて、答えが文章のどこに書いてあるかを探す。
速さより正確さ
速く読めることよりも、正確に読めることのほうが大事です。曖昧な部分を残して読んでしまうと、結局あとで分からなくなります。「ゆっくりでも、ちゃんと読めた」を目指しましょう。
物語文
音読でつかむ
説明文と同じく、最初は文章全体をゆっくり音読しましょう。意味が取れない部分は、何度か読み返してみます。
登場人物の気持ちを表す言葉
物語文では、登場人物の気持ちを読み取ることが大事です。気持ちを表す言葉(うれしい・かなしい・くやしい…)に出会ったら、似た意味の言葉や反対の意味の言葉も一緒に覚えると、ぐっと読みやすくなります。
場面を頭の中でイメージする
物語が苦手な場合は、文字の情報を頭の中で絵にすることが苦手なことが多いです。最初のうちは、音読しながらその場面の絵やマンガを描いてみると、内容をイメージしやすくなります。
読み取りのポイント
- 5W1H: 「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どうした(どう思った)」を確認しながら読む。
- 問いと答え: 何が問われていて、答えが文章のどこに書いてあるかを探す。
詩
声に出して読む
詩は、声に出して読むことで作品の雰囲気(明るい・暗い、にぎやか・しずか…)や、繰り返しなどの表現の工夫に気づきやすくなります。詩に合わせて、声の強弱や速さを変えてみましょう。
浮かんだイメージを言葉にする
詩を読んで、どんな景色やどんな気持ちが浮かんだかを言葉にしてみましょう。そのイメージに合う読み方(明るく?しずかに?)を考えて、もう一度音読してみるとより楽しめます。
作者の工夫に注目
- 作者が伝えようとしていることは何か。
- くりかえしや たとえ(比喩)など、どんな表現の工夫が使われているか。
