保護者・生徒の方向けの学習のポイント集です。学校で学ぶ範囲ごとに、押さえておきたい学習のポイントをまとめています。
生物の成長とふえ方
細胞分裂
1つの細胞が2つに分かれることで、生物は成長します。核の中の染色体に、形質を決める遺伝子が含まれています。
- 体細胞分裂: 染色体が縦にさけて2等分。新しい細胞も同じ染色体数。
- 減数分裂: 生殖細胞(精子・卵)をつくるとき。染色体数が半分になる。
遺伝の規則性
- 顕性(優性)の法則: 対立する形質を持つ純系どうしを交配すると、子には顕性の形質だけが現れる。
- 分離の法則: 減数分裂で対になっている遺伝子が分かれて生殖細胞に入る。
- メンデルの実験(エンドウ): 純系の丸×しわ → 子はすべて丸、孫は丸:しわ = 3:1。
水溶液とイオン
- 原子の構造: 原子核(陽子+中性子)+電子
- 電解質: 水に溶かすと電気を通す物質(食塩、塩酸、塩化銅)
- 非電解質: 砂糖、エタノール
- イオン: 原子が電子を失って+(陽イオン)になったり、得て−(陰イオン)になったもの。
例) NaCl → Na⁺ + Cl⁻、HCl → H⁺ + Cl⁻
酸・アルカリと塩
- 酸: 水に溶けて H⁺ を出す。青リトマス → 赤、BTB → 黄色。例) 塩酸、硫酸、硝酸
- アルカリ: 水に溶けて OH⁻ を出す。赤リトマス → 青、BTB → 青色。例) 水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム
- 中和: 酸+アルカリ → 塩+水。例) HCl + NaOH → NaCl + H₂O
- pH: 7 が中性、7未満が酸性、7より大きいとアルカリ性。
水圧・浮力
- 水圧: 水中の物体には、深さに比例する圧力があらゆる方向からはたらく。
- 浮力: 水中の物体が押しのけた水の重さに等しい上向きの力。
浮力[N] = 空気中の重さ − 水中での重さ
物体の運動
- 速さ = 移動距離 ÷ 時間
- 等速直線運動: 速さが一定で直線に進む運動。距離は時間に比例。
- 自由落下: 重力だけで落下。速さは時間とともに増す(等加速度)。
- 慣性の法則: 力がはたらかなければ、止まっているものは止まり続け、動いているものは等速直線運動を続ける。
- 作用・反作用の法則: 力は必ずペア(同じ大きさ、逆向き、別の物体に)。
仕事とエネルギー
- 仕事[J] = 力[N] × 力の向きに動かした距離[m]
- 仕事率[W] = 仕事 ÷ かかった時間
- 道具を使うと小さな力ですむが、距離が長くなる → 仕事の大きさは同じ(仕事の原理)
- 位置エネルギー(高さ)と運動エネルギー(速さ)はたがいに変わる。力学的エネルギー保存の法則。
- エネルギーには熱・光・電気・化学などの形があり、互いに移り変わる(エネルギー保存)。
エネルギー資源
火力(化石燃料)、水力、原子力、再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱・バイオマス)。それぞれの長所・短所、温室効果ガスや放射線などの環境への影響を理解。
天体(地球・太陽・月・金星)
- 地球の自転: 1日24時間で1回。太陽や星が東→西へ動いて見える(日周運動)。
- 地球の公転: 1年で太陽の周りを1回。季節は地軸の傾きによる。
- 太陽の南中高度: 夏至が最高、冬至が最低。
- 月の満ち欠け: 太陽・地球・月の位置関係で形が変わる。
- 金星の見え方: 内惑星(地球より太陽に近い)なので、満ち欠けと大きさが大きく変わって見える。
自然界のつり合い・人間と環境
- 食物連鎖・食物網: 生産者(植物)→ 一次消費者(草食動物)→ 二次消費者(肉食動物)→ … → 分解者(菌類・細菌)
- 炭素・酸素・窒素は地球の中で循環している。
- 環境問題: 地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、生物多様性の減少、海洋汚染など。
- 持続可能な社会のために、私たちにできる行動を考える。
